Posted on 2017/03/302017/05/18 by gotonami 春先の生暖かな風が退屈な午後の体を纏うように吹き、読みかけの本をまた傍へやって窓の外を見る。 肚はここにある。 空中に錆びたような菌糸が泳いで幼げに遊んでいた。