個展で展示するドローイングの額装を、今回もフラットファイルに頼んでいる。モリヤさんがいつも柔軟に、わたしのわがままなリクエストに応えてくれるので、FF以外で頼むことなんて今後あるだろうか?と思うほど。いつも安定して穏やかな彼だが、今回ちょっと立て込んで手が回らなそうだったので、できる限りの作業を手伝う。
色鉛筆のドローイングが入る。この丸い縁にワックスをかけて磨いて少し艶を出す。筋肉を使うだけの単純作業。嫌いではない。ただ、わたしの筋肉が脆弱すぎて長時間耐えられないのは、情けないと思ったり。工房内にあるちょっとしたものモノを、ただぼんやりと眺めながら拭いて、時々、窓の外を見て。
長野での展示は久しぶりだから、
やっぱり、少し緊張。